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国宝《聾瞽指帰》金剛峯寺蔵
・国宝 《聾瞽指帰》 二巻 空海筆 平安時代 8~9世紀 金剛峯寺蔵
「高野山開創1200年記念 高野山の名宝
サントリー美術館
東京都港区赤坂9-7-4 :六本木・東京ミッドタウン ガレリア3階
「東京ミッドタウン」 21世紀の日本を代表する街、世界に類を見ない独創的な街が誕生しました。

Koyasan 1200th Anniversary
Treasures of the Sacred Mountain

高野山に伝わる至宝の数々
高野山開創1200年記念 高野山の名宝

運慶作の国宝、八大童子勢ぞろい

 唐で密教を学んだ弘法大師空海は、密教修行の根本道場とすべく、弘仁7年(816)勅許を得て高野山を開きました。 以来今日まで、高野山は日本仏教の聖地の一つとして、さらには空海を慕う人々の憧れの地として、時代と宗派を超えた信仰を集めてきました。 それを証明するように、山上には、 「山の正倉院」 とも例えられるほどの文化財の宝庫が形成され、なかでも核となる仏教芸術はわが国最大を誇ります。
 本展は、高野山が平成27年(2015)に開創1200年の節目を迎えることを記念して、高野山に伝わる至宝の数々を公開するものです。


会期: 2014 10/11(土)~12/7(日) 展覧会は終了しました。
休館日:毎週火曜日 ※作品保護のため、会期中展示替を行います。
開館時間:10時~18時 ※金・土、および 10/12(日)、11/2(日)、11/23(日・祝)は20時まで開館
※いずれも入館は閉館30分前まで ※shop x cafe は会期中無休
会場:サントリー美術館 六本木・東京ミッドタウン ガレリア3階



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国宝 制多伽童子像(八大童子像のうち) 運慶作

国宝 《制多伽童子像》
(八大童子像のうち) 運慶作
鎌倉時代 12世紀 金剛峯寺蔵

凛々しく、美しい。
「高野山開創1200年記念
 高野山の名宝」展


空海の精神 と壮大な歴史に育まれた日本文化の精髄をご堪能ください。

「展示構成」
―本展覧会 「News Release No. sma0005」 などより抜粋して掲載しています―

 本展は、開創にかかわる空海ゆかりの宝物から、豊麗な密教美術の原点ともいえる請来の品、真言密教の教理に基づく仏像、仏画など、普段は山上にあって重厚な信仰の歴史を物語るこれらを一堂に展示します。
特に、鎌倉時代、仏教彫刻界に新風を吹き込んだ仏師・運慶による国宝 《八大童子像》 を全軀そろって存分に鑑賞できる貴重な機会となります。

「展示構成」
第1章 大師の生涯と高野山
第2章 高野山の密教諸尊
第3章 多様な信仰と宝物


重要文化財《丹生明神像・狩場明神像》

第1章 大師の生涯と高野山
 空海は、唐に留学して当時最新の体系的な密教を学びました。 帰国後、平安京に程近い高雄山寺などを拠点にして都に密教を広め、嵯峨天皇からも厚い信頼を得ていました。 一方で、密教修行の理想の場所として世俗を離れた深山清涼の地である高野山を探し求め、朝廷に願い出て真言密教の根本道場とします。 この地を中心に密教の普及と確立につとめ、真言密教の基盤を作った後、承和2年(835)、高野山の地に入定しました。

 第1章では、国宝 《諸尊仏龕》 をはじめ高野山に伝わる空海の遺品や高野山開創に関わたる宝物を紹介します。

・重要文化財 《丹生明神像・狩場明神像》 二幅 鎌倉時代 13世紀 金剛峯寺蔵


重要文化財《大日如来坐像》

第2章 高野山の密教諸尊
 空海は、密教の教えは深奥なため経典・経論などの文字に頼るだけでは理解が難しく、絵画や彫刻などの造形が理解の助けになると述べています。 そのため、空海によって唐より密教美術が伝えられて以来、わが国で制作される仏教の尊像は多面多臂の密教独特の尊像であり、諸尊の集合した曼荼羅です。 密教が盛んになるにつれ、これら恐ろしげな形相や鮮やかな色彩をともなった仏像や仏画など、壮麗な密教美術が展開されていくことになります。

 第2章では、運慶作の国宝 《八大童子像》 や快慶作の重要文化財 《孔雀明王坐像》 などを筆頭に、わが国の密教美術を代表する高野山の名宝を紹介します。

・重要文化財 《大日如来坐像》 一軀 平安時代 仁和三年(887) 金剛峯寺蔵


国宝《澤千鳥螺鈿蒔絵小唐櫃》

第3章 多様な信仰と宝物
 開創以来、天皇、公家、武将、庶民らあらゆる階層の人々から篤い信仰を集めてきました。 彼らは、様々な美術工芸品を寄進し、また、信仰に基づく多様な仏教美術を生み出しました。 さらに、都から離れ、世俗の混乱から隔絶されていた高野山には、都に近い寺院から戦乱を避けて多くの宝物が持ち込まれることにより、「山の正倉院」 と呼ばれるほどの文化財の宝庫となりました。

 第3章では、国宝 《澤千鳥螺鈿蒔絵小唐櫃》 などの工芸品や、近年新たに重要文化財に指定された快慶作の 《執金剛神立像》 などを紹介します。

・国宝 《澤千鳥螺鈿蒔絵小唐櫃》 一合 平安時代 12世紀 金剛峯寺蔵



高野山開創1200年記念大法会(高野山真言宗 総本山金剛峯寺)

 平成27年(2015) は、弘法大師空海が高野山を開創して1200年目の年です。 高野山では、平成27年4月2日から5月21日までの50日間、高野山開祖1200年記念大法会が執り行われます。 これにあわせ、高野山の歴史、魅力を伝えるさまざまな催事も予定されています。


お問合せTel:03-3479-8600
サントリー美術館公式サイト:http://suntory.jp/SMA/
主催:
サントリー美術館、高野山真言宗総本山金剛峯寺、高野山文化財保存会、読売新聞社
協賛:関西アーバン銀行、清水建設、損保ジャパン・日本興亜損保、大和ハウス工業、
南海電気鉄道、日本写真印刷、非破壊検査、三井不動産、サントリーホールディングス


参考資料:NEWS RELEASE No.sma0005、他
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